環境省「里地里山保全再生モデル事業」 

の実施地域に選定されました。  

 

 

 環境省が、平成16年度から新たに開始する「里地里山保全再生モデル事業調査」地域として全国で4箇所選定しました。そのうちの1箇所に、神奈川西部地域(秦野市等)が選定され、生態系保全を目的に二次林の維持管理(下刈り等)、専門家の協力を得た生態系調査等を行う 「丹沢ドン会」が主な活動団体であるとされ、4地域では今後、環境省、関係省庁、地元自治体、NPO、住民、専門家が協力して、里地里山保全再生のための地域戦略を作成し、さらにそれぞれの役割分担に基づき、ビオトープ整備など保全再生のモデル事業を展開すると発表されました。(環境省:平成16年6月29日)

 荒廃する里山の保全、不耕作農地の復元、生態系調査等等、里山や里地における広範で地道かつ多年に渡る活動が全体として評価されたものといえます。

報道発表資料(国立環境研究所EICネット掲載の関連情報から抽出)

●環境省平成16年6月29日 里地里山保全再生モデル事業の実施地域について
                 里地里山保全再生のための地域戦略を展開

●文化庁平成15年9月29日 農林水産業に関連する文化的景観の保護に関する調査研究(pdf 61MB)
                  文化的景観としての里山里地の重要性と保護制度の展望等

●環境省平成13年10月10日 日本の里地里山の調査・分析について(中間報告)
                  生物の多様性を守る上でも重要な里山里地

 

丹沢ドン会20040703